2013年 12月 22日
肝心の色は、見本を持ち込んだおかげかイメージ通り。とてもいい色に仕上げて頂いた。2色の塗り分けも心配していたようなミスマッチな感じはなく(多少ギリギリ感はあるが)、ホッとした。塗装することで塗装前の荒々しいけど素材感のあるオーラのある感じとはずいぶんイメージが変わり、完成品と感じさせるたたずまいになった。これでパーツが付き、組み上げられるとまた違った印象になるのだろう。 ホームページの「職人マツナガ通信」の12月20日付けの記事で、色指定のことについて触れられていた。このブログでも以前にクルマ用のタッチアップペイントをサンプルにしたことを記したが、さんざん悩んで結局選んだのは、淡色系がアイスブルーメタリック(ホンダ)、濃色系がブラックアメジストパール(ホンダ)であった。別に私のクルマはホンダではないのだけれど。 アイスブルーは、チネリのレーザーのたたずまいが気に入ったのでそこからの流れで。ただ、町で見るママチャリでアイスブルー系を多く見るので、そのままだとかぶってしまって面白くないので、元の色にさらにギラギラ感を強くして貰うようにアンカーのダイヤモンド塗装色も参考にして貰うようお願いした。濃色系は当初ブラックを考えていたが、単純な黒よりもちょっと変わった色の方が面白いと思って色々探している内に見つけた。実は最初に「ブラックアメジストパール」という色名を見つけて、その語感がかっこよく思えたのがきっかけである。それぞれ、とてもいい色に仕上げた頂き、ほっとした。 ダウンチューブの輪郭線のロゴは、松永さんも初めてと言われていた。できあがりは期待通り押しつけがましくない仕上がりで、良い感じであった。問題のワンポイントの ME ロゴは、カッティングシートではなく重ね塗りで仕上げてあるようで、淡色系と濃色系のコントラストが映えている。塗りで仕上げているので、これを修整するとなるとなかなか大変で下手をすると今のよりも色味が変わったりして仕上げが美しくなくなる可能性も考えて、ロゴの修整なしでOKしたという理由もある。 「職人マツナガ通信」では、「もちろん、こだわりのKさん、ここでも妥協はありません。」と書かれてしまったが、やはり細かいことにこだわる発注者だったのだなあ。もちろん、松永さんに丸投げするというスタイルもあるだろうけど、色々細かいところにこだわれるのこそ、安くないオーダーフレームをお願いする醍醐味と思う。時間があれば、もっとこだわりたかったくらいだが、今回それでも色々と途中経過を楽しむことができて予想外に良かった。 ちなみに、工房のすぐ横には私の次の方のフレームがもう接着も終わったところまで制作が進行していた。トライアスロンをされる方用だそうで、シートステー、チェーンステーともカーボン仕様であった。シートステーは、私のとはまた違う型番のものが使用されていて、松永さんにお聞きするとこの部分も体重や用途で変えるのだそうだ。
by rk_tsukuba
| 2013-12-22 00:14
| Project Mの発注から納車
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