2013年 11月 05日
フレームの大枠は先に書いたとおり方針が決まったが、それ以外の部分についても先日の松永さんとの最終打ち合わせで仕様を再確認した。 シフトは機械式対応とし、残念ながら電動シフトは見送った。予算の問題が大きいが、変速操作自体が好きなので、現在機械式シフトで世界最高レベルと思われるシマノ 11速の操作を楽しみたいというのもあった。 ケーブル関係は、シフトもブレーキも全て外装。内蔵の方が見た目はすっきりするのだが、私の乗り方ではエアロ効果とか全く関係ない。内蔵化によってケーブルの引きが影響を受けるとか、メンテナンスがしにくくなるとかなどのデメリットが確実にある、ということで松永さんと意見の一致を見た。余分にコストもかかるし、それらを勘案すると、あえて内蔵にしなくても、と思ってしまった。 フレームのシルエットは、きつくないスローピング。結構最後まで、緩いスローピング、ホリゾンタル、きついスローピングと迷ったが、結局、最初に思っていたのに近くなった。もっとも、最終的には松永さんの現場判断を尊重することになる。 あと、細かいところでは、BB はねじ切り JIS だし、インテグラルヘッド加工もしない、と極めてオーソドックスな仕様となった。ちょっと、オーソドックスすぎて面白くない気もするが、それだけこの形というのが完成されているという面もあるのだろう。松永さんからは、最近の太いフレームばかりの中で、細身で緩いスローピングというだけですごくユニークですよ、と慰め(?)られた。 ちょっとでもオリジナルらしさを出そうかと、BB 裏のシリアルナンバーを刻印する隣に、私のイニシャルなどを追加で刻印できないか松永さんにお尋ねした。実はその場所は、塗装がかなり厚くかかる部分であること、また BB 部に使う金属は大変硬度が高いものを使用しているので、刻印がどうしても浅くなってしまうこと、などからシリアルナンバーすら塗装後は埋まってしまいがちでよく見えない状況であることを教えて頂いた。イニシャルの刻印自体はオプションで引き受けて下さるとのことだが、予算をかけてもあまり意味がないようなので、結局これも止めることにした。
by rk_tsukuba
| 2013-11-05 22:52
| Project Mの発注から納車
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