2013年 11月 23日
フレーム制作2日目は、成形した部材の溶接がメインとなる。前回、チェーンステー用部材とエンド金具の溶接作業の見学ができなかったので、今度こそ、と思っていたのだが、タイミングが合わず、今回は全く作業を見学することができなかった。私の方は、思ったよりも仕事が長引き途中で切り上げることができず、結局、職場の終業時間を過ぎてからショップに駆けつけた。一方、松永さんの方は、今日は順調で作業が進まれたそうだ。私が駆けつけたときには、ちょうどさっき今日の作業は全て終わったところ、とにこやかな松永さんに迎えられた。夕方私が来れるかと思って多少は待って頂いていたようで申し訳ないことをしたが、私は私で結局溶接作業は一度も見学することができず、とても残念だった。 溶接したてのほやほやのヘッドチューブ、シートステイ集合部、チェーンステーを実際に手にとって見せて頂いた。ヘッドチューブとシートステイ集合部は思いの外軽く、チェーンステーはやはりずっしり重く好対照であった。しかしやっぱり実物を手に取ると感動する。どれもまだ溶接後の酸化部位がそのままで、これからそれを酸で洗って取り除くのだそうだ。ヘッドチューブのラグと接合する部分の内側は、ガス抜きと肉抜きを兼ねた結構大きな穴が開けられていた。また、BB部も、各チューブとの接合部についてはその内側がやはり大きく肉抜きされていた。これについては将来の電動シフトケーブルの通り道も兼ねるはずである。 いったいどこでどうやって溶接作業をされるのかとお聞きしたら、フレーム製作工房中央にある定盤に設計図に従ってヘッドチューブ、BB部などをセットし、仮のチューブをセットして設計図通りの寸法、角度になるように調整して、そこで溶接していくのだそうだ。最初は4点のスポット止めで、その後、全体を溶接する。そのままだと裏側ができないので、表側全てが終わったらひっくり返して反対側のできていなかった部分を溶接する。このように松永さんに実際のやり方を丁寧に説明頂いたが、やはり実際の作業を見たかった。仕方がないが、すごく残念ではある。
by rk_tsukuba
| 2013-11-23 00:34
| Project Mの発注から納車
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